映画「マチネの終わりに」を観ました

0

    映画「マチネの終わりに」を観ました。原作は芥川賞作家平野啓一郎さんの同名小説で、この本については2年ほど前にブログに書いたことがあります。

     
    クラシックギタリスト蒔野聡史とジャーナリスト小峰洋子の大人の恋愛物語です。BGMがすべてクラシックギターの曲ですので、クラシックギター愛好家にとって最初から最後まで楽しめる映画です。

     
    主役の福山雅治さん、石田ゆり子さん共に大人の恋愛をかっこ良く演じていました。ネットの映画紹介を読みますと、福山さんはわずか3ヶ月の練習で映画の主題曲を慣れないクラシックギターを使って自ら弾かれたそうです。またバリオス作曲の「大聖堂第三楽章」をイグナシオ・フレタ製作と思われるギターで、巧みに指を指板の上に走らせていました。映画の音はプロギタリストの福田進一さんが弾かれていますが、福山さんの指の動きから推察するに、楽譜を見ながらそうとう長時間練習されたに違いありません。

     
    福田さんをはじめ数名のギタリストがこの映画に関わっているはずなのに、一つだけ変に思ったことがありました。世界的ギタリストの巨匠であるセゴビアの追悼演奏会に主人公が客演して、バリオス作曲の「大聖堂」を弾いたことです。セゴビアがバリオスを嫌っていたことは、クラシックギター愛好家の間ではよく知られている話です。セゴビアの追悼演奏会にバリオスの曲を弾くのはちょっと不自然です。

     
    福山雅治さんのファン、石田ゆり子さんのファンにはもちろんお奨めですが、とりわけクラシックギターが好きな人には十分楽しめる出来の良い映画です。

     

     

     

     

     


    calendar
         12
    3456789
    10111213141516
    17181920212223
    24252627282930
    << November 2019 >>
    PR
    selected entries
    categories
    archives
    recent comment
    recommend
    links
    profile
    search this site.
    others
    mobile
    qrcode
    powered
    無料ブログ作成サービス JUGEM